ボランティア活動

福祉活動のなかで、ボランティアがあります。ボランティア活動は、他の人のために自分から何か手助けなどをすることです。もともとボランティアというのは、英語で「自分から進んでやる人」という意味がありました。この言葉は、今では社会の中での活動として意味を持っています。

この言葉は、今では社会の中での活動としての意味を持っています。

どんなことがボランティアなの?

女の子

自分からすすんで活動を行うボランティアは、いろいろな種類があります。町の中や海岸のゴミひろい、陸上大会のチラシ配り、木を植えることなど本当に多くのことがボランティアの人たちによって行われています。リサイクルを行うために、ゴミを分別することもボランティアの活動のひとつです。国際的なボランティアもあって、日本から海外へ行き壊れている家を直したり、学校をつくったりとすることもあります。これらの活動すべてが、お金をもらうために働くことではありません。人や動物、地球のために何かをしたいと思うことが大切なのです。

ボランティアをすると良いことがあるの?

ボランティア活動は、仕事のようにお金をもらってすることではありません。たくさんはたらいてお手伝いをしたから、ごほうびをもらえるのではないのです。自分がしたことでだれかのためになるという思いから、活動に参加をしてボランティアを行います。お金や物をもらうために行うのではないことから、自分からすすんでやる気持ちが大切にされます。興味を持つことで始めるのは良いことにつながりますよね。ボランティアの場でであった人や町を知るきっかけにもなっていきます。

どこでボランティア活動を見つけるの?

学校や地域のセンターなどで行っているボランティア活動では、そのときどきで募集を行っています。先生に聞いてみるときっと見つけて教えてくれますよ。でも、ボランティアは大きな活動だけではなく、あなたの生活の中からも見つけることができます。気が付いて自分がしたい! と思ったときがボランティアになるのです。

近くにあるボランティア

学校に行く途中にゴミが落ちていたらどうしますか? 小さなものであれば、拾って学校のゴミ箱に捨てるというのも立派なボランティアになります。それから、バスにのっているときに、体の不自由な人や赤ちゃんを連れている人などに席をゆずってあげるのも自分からすすんで行うことになりますよね。

ボランティアをするときには?

ボランティア活動をする! と決めたときには、いろいろなことを考えなくてはいけません。いつもの生活で行っていることなので難しくありませんよ。ボランティア活動に参加することになったのなら、集合場所に遅刻などしないように確認をきちんとしましょう。そうしなければ、せっかくやる気になっている人がいやな思いをしてしまわないように守りましょうね。それから、活動を行っているときにもいくつか注意する必要があります。人に対しての活動であれば、その人の気持ちを考えながらお手伝いをしましょう。楽しくお話しすることができるようになります。でも。あまりおせっかいになり過ぎないように気を配ることも大事なことです。1度だけではなく、何回も活動を続けることで、人のためにも自分のためにもなるのがボランティアです。もし失敗してしまったら何がいけなかったのかを考えたり、上手にできたときにも感想をまとめておいたりすると良いですよ! 

良いことは人に言わなくてもできる!

女の子

ボランティアをする事はいいことだと思いますか? そう思うことができるあなたはきっと人の気持ちを考えようとする人ですね。良いことだと思わない人は、他の人のことや地球のことを考えるよりももっと楽しいことや心配なことがあるのかもしれませんね。どちらが正解とは言えないのです。子どもが参加できるボランティアもたくさんあるので、少し興味があるのなら参加してみるのも良いと思います。でも、ボランティアは自分からしたいと思ってする事だと忘れてはいけません。人からすすめられたからといって、あまり気がのらないまま行うのは、ボランティアをされる側の人や地球にとっては気持ちよくないのです。いやだと思ったときには、はっきりと断ってしまうことも大切ですよ。自分の気持ちを考えてみてボランティア活動に参加をしてみたいと思ったらすればいいのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
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